Roger Baines氏 講演会 「Translating sport : from multilingual football teams to the Olympics」

キャンペーンポスター

スポーツにおける翻訳・通訳、オリンピックでの通訳ボランティアに興味のある方向けの講演会を実施

 

  2016年3月31日にプロジェクトの最初の取り組みとして、スポーツにおける翻訳・通訳、オリンピックでの通訳ボランティアに興味のある方向けの講演会を実施しました。
 タイトルは"Translating sport: from multilingual football teams to the Olympics"。上智大学と交換留学協定を締結しているUniversity of East Anglia (英国)のRoger Baines教授を講師としてお迎えしました。告知期間が短く、また大学の春休み期間中であったにもかかわらず、在校生や卒業生を中心に約100名の方が受講し、席が足りなくなるほど盛況となりました。

キャンペーン説明

 翻訳・通訳学と国際コミュニケーションが専門のBaines教授は、講演で自身の研究をもとにオリンピックなどのメジャーなスポーツイベントで翻訳・通訳が必要とされる理由を解説しました。
大規模なスポーツイベントの開催にあたり、関係者や観客も含めた参加者が関わる分野は、政治・経済、技術、文化、法律からテロ対策まで多岐にわたっており、そのいずれにおいても現在はグローバルな対応が求められるものとなっています。その規模は年々拡大しており、教授は例として「スポーツに限った数字では無いが、2013年の1年間における世界の翻訳・通訳費用の合計は370億ドルにも及んでいる」と述べました。

展示コーナー

  また、スポーツのグローバリゼーションに伴う翻訳・通訳の形態に付いては、自転車やテニスなど世界を転戦するスポーツと、転戦もするがチーム内自体が多国籍・多言語化しているサッカーなどのスポーツに分け、事例をもとに求められるコミュニケーションの質の違いや問題などの説明をされました。
 講演後の質疑では通訳者の本学卒業生などからも質問が多数上がり、2020年に向けて日本の翻訳・通訳の体制に対する質問などが相次ぎました。

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