全学共通科目「共生する社会と身体・スポーツ」

コーディネーターの島教授

全学共通科目「共生する社会と身体・スポーツ」が開講されました。

 
 「共生社会」とは、「これまで必ずしも十分に社会参加できるような環境になかった障害者等が、積極的に参加・貢献していくことができる社会である。それは、誰もが相互に人格と個性を尊重し支え合い、人々の多様な在り方を相互に認め合える全員参加型の社会である」と、文部科学省は述べています。
その「共生社会」を考えた時、障がい者のみならずさまざまな社会的弱者などへの多様性、グローバル社会の中での異文化との関わりについても考える必要があります。2020年のオリンピック・パラリンピック開催により「共生社会」への関心が高まる中、本講義は開講しました。

講義の様子

 共生社会が直面する様々な課題について理解すること、そして障がい者やマイノリティについて自分なりの考えを持ち、社会に発言できるようになることを目標として、その理解や実現のために、学生がヒントを得やすい身体やスポーツの観点から考えることを試みています。

講演する大日方氏

 電通パブリックリレーションズの大日方邦子様(1998年長野パラリンピックにおいて冬季パラリンピック日本人初の金メダリスト)や、(独)日本スポーツ振興センターの河合純一様(1992年バルセロナ大会から2012年ロンドン大会まで6大会連続でパラリンピック・水泳男子に出場し、5個の金メダルを含む21個のメダルを獲得)など、パラアスリートの外部講師もお迎えし、約80名の学生が毎週熱心に受講しました。

全学共通科目【共生する社会と身体・スポーツ】
 2017年度春学期火曜日5時限(17:00 - 18:30)  6号館201教室
 コーディネーター・講師:島 健教授(文学部保健体育研究室)

 

〇各回の概要と講師
 1. オリエンテーション:科目のねらい、授業の進め方など(上智大学保健体育研究室 島 健) 
 2. 障がい者スポーツ大会①パラリンピックとは(上智大学保健体育研究室 島 健)
 3. 障がい者スポーツ大会②その他の大会(上智大学保健体育研究室 島 健)
 4. 障がい者スポーツを取り巻く環境:現状と課題 世界の情勢(桐蔭横浜大学 田中 暢子)
 5. ユニバーサルマナーから始まる共生社会(ミライロ 堀川 歩)
 6. 障がい者スポーツとテクノロジー(上智大学理工学部機能創造理工学科 久森 紀之)
 7. 社会福祉から見た身体・スポーツ(上智大学総合人間科学部社会福祉学科 大塚 晃)
 8. アダプテッドスポーツの今(筑波大学 斉藤 まゆみ)
 9. アダプテッドスポーツの未来(筑波大学 斉藤 まゆみ)
 10. パラリンピアンが考えるスポーツの力(電通パブリックリレーションズ 大日方 邦子)
 11. 移民と身体・スポーツ(上智大学外国語学部英語学科 飯島 真里子)
 12. LGBTと身体・スポーツ(成蹊大学 稲葉 佳奈子)
 13. パラリンピアンの実態とアスリートライフスタイル(日本スポーツ振興センター 河合 純一)
 14. 総括 共生する社会に向かって(保健体育研究室 島 健)
 15. 授業で提示された課題について参考図書等を読みレポートを提出する

 


大日方邦子氏
大日方邦子氏
チェアスキーの金メダリスト
チェアスキーの金メダリスト
選手生活を振り返りながら
選手生活を振り返りながら

河合純一氏
河合純一氏
パラリンピック6大会連続出場
パラリンピック6大会連続出場
5個の金メダルを含む21個のメダルを獲得
5個の金メダルを含む21個のメダルを獲得