『東京2020参画プログラム(教育)』

連携協定大学学生 対象「第1回通訳ボランティア養成講座~国際的スポーツイベントで活躍するために」開催報告

英語・ドイツ語・フランス語・スペイン語・ロシア語・ポルトガル語の6言語で実施

 

上智大学四谷キャンパスにおいて、東京五輪・パラリンピックを見据えた通訳ボランティアの養成講座を開催しました。
2018年夏に予定されている東京2020大会のボランティア募集には、多くの学生が参加希望することが見込まれ、中でも言語サービスボランティアに対する関心が高いことは、本学で今年4月に新入生対象に行ったアンケート結果にも表れています。

本学は、前回の東京大会(1964年)でも、都内18の大学から推薦された約300名の学生に向け、「学生通訳養成全体講習会」を開講した実績があり、オリンピックの基礎知識のほか、当時ではまだ珍しかったランゲージ・ラボラトリー(語学実験教室)で、発音や会話講習を行いました。※今回の講座内容は、それらの基礎的な知識や通訳技法に加え、各地域の文化や地域事情、多様性の尊重などについても理解を深められるようなプログラム構成とし、本学以外にも8大学から約200名が参加。インクルーシブ社会の実現にむけてどのような意識を持って行動したらよいのかを学びました。

盛況の10号館講堂

[1日目]

午前:「スポーツ通訳のための基礎知識」

 

ロンドン、ソチ、リオ オリンピック・パラリンピック言語サービスボランティアチームリーダーを務めた西川千春さんらをお招きし、リアルな実体験話からボランティアの役割や心構えなどを学びました。

午後:「通訳・翻訳入門」

各6言語に分かれ、題材を用いた通訳・翻訳実践/ロールプレイを行いました。

盛況の10号館講堂

【2日目】
午前:「ダイバーシティ&インクルージョンへの取り組みとボランティア」

 

「ボランティアとして活動している競技会場にて災害が起こったらどうする?」
外国人、身体障がい者、高齢者、幼児・・・多様な方がいる会場でどのような行動をとったらよいか、皆で意見を交換しました。私たちには、今、語学力にプラスして、多様な人々への具体的な応対スキルの向上が求められています。

盛況の10号館講堂

午後:「国や地域に関する事情講座」

 

午後はまた各言語別に分かれ、国や地域に関する事情や日本との関係性、異文化コミュニケーションなどについて理解を深めました

 

子安昭子教授
子安昭子教授

【閉会式】

 

閉会式では、本プロジェクト教育部会長の子安昭子教授(外国語学部ポルトガル語学科長)が挨拶。

「今後、ラグビーワールドカップ2019や、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会など、数々の国際スポーツイベントが日本で開催されます。是非、それぞれの個性を活かして積極的にエンゲージしてほしい。これを契機に、現代に求められるインクルーシブコミュニケーションスキルと教養を身につけましょう!」と学生にエールを送りました。

 

2日間の全課程を修了した参加学生には「修了証」が授与され、「様々な携わり方があると学んだので、直接オリパラに関われなくても、自分にできることを探し始めていきたい。」、「他大の新しい仲間もできてこれからの学習により意欲がでてきた。」など、とても前向きな声が寄せられました。