2018年 春の高校生向けイベント

「上智大生として迎える2020年東京オリンピック・パラリンピック」を開催しました

盛況の10号館講堂

高校生ら約500人が参加!

 

3月30日に上智大学春の高校生イベント「SOPHIA-Bringing the World Together 叡智が世界をつなぐ」をテーマに、「上智大生として迎える2020年東京オリンピック・パラリンピック」を開催しました。

当日は、高校生や保護者の方を中心に約500名の方々にご参加いただき、大盛況となりました。

曄道学長による開会の挨拶
曄道学長による開会の挨拶

開会の辞として、学長の曄道佳明教授より、上智大学の教育精神である「他者のために、他者とともに」に通じる「共生社会の実現」について学生が考え学ぶ大切な機会として、東京オリンピック・パラリンピックやその先に向けた活動に取り組んでほしいというメッセージが伝えられました。

続いて、ソフィア オリンピック・パラリンピック プロジェクトの企画部会長である文学部保健体育研究室の師岡文男教授より、オリンピック憲章やパラリンピックの歴史、ローマ教皇フランシスコのメッセージなどを紹介しながら、オリンピックやパラリンピックを通じた経験を自分や社会のためにどのようなレガシーとして残していくのか、具体的に上智大生としてどのような関わり方ができるのかなどを説明しました。

次に、ロンドン、ソチ、リオ3大会で言語サービスボランティアチームリーダーとして活躍され、東京大会においても、組織委員会ボランティアプログラムアドバイザーとして関わっている西川千春先生をお招きし、「通訳・言語サービスボランティアとして東京オリンピック・パラリンピックに関わるために」というテーマで講演いただきました。

大会ボランティアの役割分野や必要言語、実際にボランティアとして参加した際の研修内容など、第一線で活躍されている西川先生だからこそできるリアルなお話をしていただき、参加している高校生たちが、期待に胸を膨らませてキラキラした目で西川先生のお話聞いていたことがとても印象的でした。

平昌での調査内容と現地の様子を報告
平昌での調査内容と現地の様子を報告

最後に、本学の教職員、学生で構成された平昌冬季パラリンピック調査団から、現地調査内容やそこから見えてきた東京大会に向けた取り組みの方向性について報告しました。

 

報告の後半では、平昌大会だけでなく、前回のリオ大会にも調査団として派遣された職員の高松さんを交えてパネルディスカッションを行いました。

その中で、高松さんは、「2016年のリオパラリンピック調査では、貧困や格差問題を抱えながら様々な意味で異なる人々で形成されているブラジル社会から、違いを認め合い助け合う精神を学んだ。山ほどある課題に悲観的になるのではなく、互いに協力し合い、素晴らしい経験を共にできたことの喜びを賞賛し合うリオの人々から、”ハード面(環境・設備)は変えられなくても、ハート(人的対応)は変えられる”ということを教わった大会だったと言える。

一方で、韓国は、政府や自治体がハード面を先に整え、あとから市民のハートが追いついてきているという逆アプローチが見えた調査となった。これらの調査から、共生社会の実現には、”ハード面が動かすハートと、ハートが動かすハード面のサイクル”をテンポよく循環させていく必要があると感じた。」と、両大会の調査を通じて見えてきたことを報告しました。

 

調査に参加した学生たちも、「私たちがハード面の改善に直接携わることは難しいと思うが、ハード面の改善を求める”ハートの集まり”の創り育てていくことはできる。そうした企画を今後考え、学内外へ広めていきたい!」と今後の活動への熱い想いを語ってくれました。

今回参加してくれた高校生たちが、本学のオリンピック・パラリンピック関連の取り組みに共感し、上智大学を目指すきっかけとなることを願うとともに、2年後の東京2020大会に向けて共に活動できる日が待ち遠しく感じられたイベントとなりました。

 


学生及び教職員によるパネルディスカッション
学生及び教職員によるパネルディスカッション
ハードとハートの連携を!
ハードとハートの連携を!