芦立 訓 氏講演会「オリンピック・パラリンピックで日本が目指すものは何か?」を開催しました

キャンペーンポスター

 

2020年東京オリパラ大会に向けた政府の取組と、その先に見えてくる課題や展望について紹介

 

61日に、内閣官房オリンピック・パラリンピック推進本部事務局 総括調整統括官であり、本学卒業生でもある芦立 訓氏(1985年法学部卒)をお迎えして、「オリンピック・パラリンピックで日本が目指すものは何か?」と題した講演会を開催しました。
 芦立氏は1985年文部省に入省以降、国立大学法人東京大学財務部長、文部科学省高等教育局私学部私学助成課長、同省大臣官房審議官(スポーツ・青少年局担当)などを経て、20154月より現職にてオリンピック・パラリンピックに関わる各省にまたがる多様な総合調整業務に従事しています。

キャンペーン説明

 講演ではまず、オリンピック・パラリンピックという世界的規模の大イベントを運営する上での前提となるその歴史的バックグラウンド、特にアマチュアリズムを発祥とした初期から、政治的プロパガンダや財政の問題を抱えるようになった中期、そしてコマーシャリズム、スポーツのプロ化、スポンサーの影響力の増大が特徴的な最近の大会への変遷と大会運営への影響についてわかりやすく解説しました。

続いて、東京大会に向けた政府としての具体的な取組をいくつか紹介しました。ポイントは2点、「いかに東京以外の地域にオリンピック・パラリンピックの波及効果を及ぼすか」そして「大会運営能力の確保」です。

特に前者に関しては、大会を通じた地域活性化・文化の魅力発信等の「日本の再生」、またオリンピック・パラリンピック一体の認識向上、パラリンピック支援強化等による「共生社会の実現」を見据えていること、後者については大会の円滑な運営のためのハード・ソフト両面のセキュリティ確保、災害・輸送・外国人受入・暑さ対策といった、我々の生活にも関係する多くの取組みが喫緊の課題であることが挙げられます。これらの広範な課題や悩みを、スピード感を持って進めていく必要があることが共有されました。

展示コーナー

大会実施まであと783日と迫ってきた中、課題・悩みを多く抱える一大プロジェクトでありながらも、「一度始まってしまえば誰もが心を奪われ、感動するのがオリンピック・パラリンピック」、スポーツの力・アスリートの力によって大成功を目指していこうという芦立氏の熱意と意気込みあふれるお話に、160名を超える参加者が熱心に聞き入る講演会となりました。